デフォルトの一品にチャレンジ
有楽町線飯田橋駅のすぐそばにある、ラーメン好きにはたまらないビル。
それは飯田橋ラーメンビル。
これまで全店舗を制覇し、中でも一番のお気に入りとなった、「つけ麺まぜそば大やま」さんの全メニューを制覇しようというこの企画。
前回は憧れの「スパイシーカレーまぜそば」にようやくありついたものの、結果は「う〜ん・・・」というちょっと残念なものに。
（その時の記事はこちら→続・飯田橋ラーメンビルを攻める つけ麺の大やまを食べ尽くす（スパイスカレーまぜそば編）
それで今回は、基本に立ち帰ろうということで、デフォルトの一品である「特製大やまそば」にチャレンジすることにしました。
魚介の味が強いのか、はたまた豚骨か。
色々想像するとワクワクでしたが、果たしてその結果は・・・
相変わらずの人気ぶり
今回は平日のお昼休み、１２時２０分頃にお店に到着。
はい、いつものように並んでいます。
階段の踊り場付近までの行列。
大やまさんの変わらない人気ぶりが伺えます。
ちなにみ、１階の森井さんは最近行列を見かけなくなりましたね。
僕が並んだ後もお客さんが何人か来ましたが、「ありゃ〜、これじゃ午後の仕事に間に合わないな〜」と諦める人も。
そうなんですよね〜
ここは美味しいけど、「お昼休み中に食べ終われるか否か」がいつも心配なんです。
で、その日はギリギリかお昼休みをちょっとはみ出る覚悟だったのですが、なんと団体のお客さんが一気にはけたので、１０分以内に踊り場まで並んでいた人全員が着席できました。
こんなこともあるのですね〜(^^)
メニューは決まっていたので、席に案内されつつ「特製大やまそば」を普通盛りでオーダーしました。
豚骨の風味に包まれた全てが調和した完璧な一杯
着席して８分でラーメン到着。
丼からは豚骨の香りがぷ〜んと漂います。
トッピングはゴロゴロチャーシューの他、刻み玉ねぎ、干しエビなど。
お好みで入れる卵の黄身は標準でついてきます。
レモンはお好みで、ということなのでラーメン到着と同時にお願いしました。
ラーメンの外観をしばし堪能した後は、豪快に麺とトッピングを混ぜ合わせます。
そして麺をリフトして一口。
ん、ちょっとしょっぱい？
そう感じたので、再びよく混ぜて頂くと・・・
う・ま・い💗
美味しいです、これ。
アタックで豚骨の旨味とコク、そしてその後で麺の香りと甘み。
干しエビはあれだけで入っていても、それほど自己主張は強くなく、時々顔を出す程度なのが絶妙。
名脇役です。
そして、そこに玉ねぎがシャキシャキと。
タレのよく絡んだゴロゴロチャーシューも、それだけで一品できそうな完成度です。
これだけ濃い味なのに、麺の味がしっかりと感じられるのもあっぱれですな。
全てがうまく調和した完璧な一品。
２口ほど頂いたところで、黄身を入れて粗めにかき混ぜます。
そうすると、味に濃淡が出てさらに美味くなります。
黄身は早い段階で投入するのが正解ですね。
２種類の酸味で味変
黄身を混ぜてひと啜りしたところで、すかさずレモンを搾ります。
いや〜、爽やか。
レモンの香りと軽やかな酸味がプラスされると、印象がガラッと変わります。
元々豚肉と酸味は相性が良いので、美味くならない訳がない！ ですよね。
でも、レモンの香りや酸味は飛びやすいので、半分ほど食べたところで卓上のお酢を廻しがけ。
これが大正解！
お酢のコクのある酸味が、さらに全体を引き締めてくれます。
このレモン＋お酢の２段階でやる酸味系味変は絶対オススメなので、皆さんもぜひお試しください。
その後は、ちょっとラー油を垂らしたりしながらあっという間に完食。
タレも最後まで美味しくいただけました。
が、追い飯忘れていましたね。
でも、大満足でした！
本当に非の打ち所がないような、そんな大やまさんの特製大やまそばの評価は以下の通り。
（満点は５つ星）
・こってり感：★★★★★
・麺の味と茹で加減：★★★★★
・トッピングの種類と量：★★★★★
・味変の楽しみ：★★★★（鷹の爪のような強烈なピリ辛系があれば完璧）
・オススメのシチュエーション：絶対にハズしたくない時