見た目が豪華なトッピングに惹かれて
馴染みのお店に行く時は、そこの定番を頂くのがほとんどではないでしょうか。
冒険するのが嫌というわけではないのですが、お店と定番の味のイメージが結びついていることが多いので、他のメニューをあまりよく見ていない、というのが正しいのかもしれません。
でも、メニューの中に目を惹く豪華な一品を見つけてしまうと、事情が変わります。
麺や庄のさんで、まさにその豪華な一品を見つけてしまいました。
それは「釜玉つけめん」。
メニューの写真を見ると、チャーシューの他、生卵、豪快にのっかった鰹節、チャーシュー、そしてよく分からない謎の物体。
しかも、これだけの豪華さなのにお値段は１,０００円を切っています。
「もう、これは冒険してみるしかない！」と、定番には目もくれず券売機で「釜玉つけめん」をポチり。
果たしてその結果は・・・
メニューの写真に偽りなし
平日のお昼頃だったので、着席して待っている間もお客さんが次々にやってきます。
お店の人が注文を確認するのを聞いていたのですが、僕以外に「釜玉つけめん」を注文している人はいなかったですね。
「これは人気がないのではなく、メニューの下の方にあるからだろう」と勝手に推測。
そんなことを考えているとラーメン到着。
おおー
見た目はメニューの写真と同じ。
まさに「偽りなし」です。
ちなみに、謎の物体と思っていたものは、かた焼きそばの麺っぽいものでした。
つけ汁は、庄のさんの普通のつけ麺と同じようです。
見るからにドロドロしていて濃厚そうな感じが、食欲をそそりますね〜
生卵を豪快にかき混ぜて頂く
基本的にこれはつけ麺ですが、麺は「あつもり」がデフォルト。
個人的には、冷水でしめた麺の方がこしが強く、甘みも強く感じられるので好きなのですが。
まぁ、そこも冒険です。
人生初のあつもりにチャレンジ。
とりあえず麺だけ頂いてみましたが、こしは弱め。
ちょっとベトっとした感じもありましたが、これが「あつもり」なのでしょう。
熱いうちに麺と全てのトッピングを豪快にかき混ぜます。
生卵は黄身だけではなく白身もあるので、けっこう混ぜ込みましたね。
そして、玉子が満遍なく絡み、所々に鰹節、かた焼きそば、海苔、ネギがついた麺を、ちょっと重みを感じるドロつけ汁につけて頂いてみたところ・・・
いろんな食感すごっ！
柔らかさ、パキパキ感、シャキシャキさ、ねっとり感など色々は食感が一度に口の中で弾けます。
味はもちろん文句なし。
このいい意味でざらっとした舌触りのつけ汁、本当に美味いです。
釜玉を選んで正解でした！
すごっく美味しいが・・・
あつもりに抵抗感があったのですが、これも悪くないですね。
すごく美味しいので夢中で食べすすめましたが、途中でふと、
「生卵の存在感って、どうなんだろう？」
と思ってしまいました。
白身が入っている分、そのままだとつけ汁の味が薄まります。
だから鰹節をガッツリ入れているのかもしれません。
そのせいか、魚介系の味が濃くなり、生卵の味はそこまで感じないんです。
そう考えると、生卵より半熟卵（温泉卵）の方が、味玉とはまた違う玉子の存在感を感じさせてくれると思いますが。
でも、すっごく美味しくて、食べて損はありません。
そこは誤解のないように。
そんな麺や庄のさんの「釜玉つけめん」の評価は以下の通り。
（満点は５つ星）
・こってり感：★★★★★
・麺の味と食感：★★★
・トッピングの種類と量：★★★★★
・味変の楽しみ：ー（味変なくても楽しめます！）
・オススメのシチュエーション：冒険心が昂った時
