どーも、孤独を楽しむサイクリスト、にん太です。
尾根幹には坂の名所がいくつかありますが、その全てが尾根幹上にあるわけではありません。
今日はそんな尾根幹から枝分かれした経路上にある坂の中から、僕のおすすめを紹介したいと思います。
大妻女子大裏の坂
名前だけで上る気にさせるこの坂は、距離は短いのですが斜度は12%程度。
東京とは思えない細い田舎道の風景の中を上って行くルート。
本当に細い道なので、もちろん自動車には気をつける必要はあります。
でも、交通量は少なめで、かつ適度な距離と斜度なので、坂道が苦手な人でも没入感を体験できるおすすのスポットです。
どうすれば坂で没入感を体験できるか?
坂が苦手な方は、その苦しみがいつまで続くか分からず、夢中で踏み続けている間に電池切れになってしまうのではないでしょうか。
ぼくも最初はそうでした。
最初っからダンシングでグイグイ行き始めたはいいものの、思ったよりも坂道が長くてシッティングにチェンジ。
それでもまだ続くみたいでシフトダウン。
でも、シッティングに移行した段階で相当ギアを落としているので、苦しくなってもあとギア2枚ほどの選択肢しかない。
で、足をついてしまう。
こうならないようにするにはどうすれば良いのか?
そもそも、坂道を楽しむことなんてできるのだろうか?
そう思っちゃいますよね。
てっぺんまでの見通しが立たず、苦しみが延々に続くように感じるのであれば、事前にGoogleマップとかである程度の距離を把握しておくことをオススメします。
距離感が掴めれば、力配分とか、ペース配分ができるので、途中で電池切れになることはないですよ。
以下は没入感に浸るためのコツです。
実際に走行中、『ここで勝負!』と決めた坂に差し掛かったと思ったら、フロントをすぐにインナーに落とします。
斜度に関係なくです。
「まだまだアウターで大丈夫じゃね?」と感じても、インナーに落として下さい。
これにより、予想外に距離が長かったとしても体力を温存できます。
そして前輪の3mほど前だけをひたすら見つめ、シッティングでケイデンス60〜70くらいを維持しながら黙々とペダルを回す。
ひたすら回す。
斜度に合わせてリアを操作しながら、とにかく一定のテンポで回し続ける。
この時、上半身をリラックスさせるのポイント。
ブラケットを強く握り込まないように意識しましょう。
そうすると、そのうちに周囲がシーンと静まり返ったような錯覚を感じるはずです。
もちろん息はハァハァゼイゼイなりますが、意識はペダルをクルクル回すことにだけ集中できる。
これが『ザ・没入感』です!
大妻女子大裏の坂は、斜度はまぁまぁありますが、距離が短いので、坂に苦手意識があって、没入感未体験者には最適だと思います。
斜度が緩すぎたり、急勾配で距離が長すぎると、苦手意識が克服できず、いつまでたっても没入感を体験できないです。
だから、まずは適度な坂道である大妻女子大裏の坂にチャレンジしましょう!
皆さんもお試しあれ(^ ^)
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