実際に履いて走ってみたらどうなのか
前回の記事では、SidiのGENIUS10が到着してから、室内で履いてみた感触を書きました。
(その時の記事はこちら→「ロードバイク用シューズの買い替えで初めて選んだSidiはフィット感が最高だった(室内試着編)」)
とりあえず履く分には全く問題はありませんでしたが、シューズは実際に履いて走ってナンボ。
ということで、約50kmほど実走してきました。
果たしてその結果は・・・
色々な走りをやってみた
実走レポートの前に、もう一度自分の足をおさらい。
普段履くスニーカーや革靴のサイズは25.5cm。
アディダスだけは25cm。
足幅は2E程度で、甲も取り分けた高い訳ではなく、日本人の標準的な足です。
以前、靴屋さんでそう言われました。
では実走レポを。
実走と言っても、ただ走るだけでは実態が掴めないと思うので、色々なシチュエーションを作ってみました。
一定のケイデンスで走る平地巡行、巡行からスプリント的に急加速、街中で多いストップ&ゴー、そして登りのヒルクライム。
で、実際にやってみた結果は以下の通り。
平地巡行
平地をケイデンス80〜90を維持しながら数Kmほど走ってみました。
ホールド感がしっかりしているので、シューズを意識することなく普通に走れましたね。
これは特に問題なし。
急加速(スプリント)
人のいないCR(サイクリングロード)で、25km/hから40km/hまで急激に速度を上げるスプリントを試してみました。
強く踏み込んでも、シューズの中で足がバタつくことは一切なく、ぐいぐい踏んで行けました。
このシューズはソールが硬いので、パワーが逃げずにダイレクトにペダルに伝わるのを感じます。
この感触はけっこう心地いいですよ。
スプリントも全くもって大丈夫でした。
ストップ&ゴー
信号で停車するたびに、クリートの脱着を意識的にやってみましたが、外す時にシューズの中で足が変に捻られることもなく、ストレスなしにできましたね。
また、漕ぎ始めも全く違和感なく快適でした。
ヒルクライム
斜度10%程度で1kmほど続く坂を、シッティングを基本に、時々ダンシングを入れて登ってみました。
まず、シッティングですが、ここでもソールの硬さが効果を発揮。
パワーロスなくスイスイと登って行けました。
そしてダンシング。
足とシューズの一体化をしっかり感じられ、これも全く問題なかったです。
特に踵部分のホールド感は抜群なので、不安なく踏み込んで行けます。
それにしても、フィット感はもちろんのこと、「ソールの硬さって大事だな〜」と実感しましたね。
走行中の締め付け具合の調整には慣れが必要
平地巡行の時に、BOAを緩めてまた締めるという、締め付け具合を調整する時の操作性を検証してみました。
左の写真のように、緩めるときは2箇所のボタン(?)を同時に押すだけで簡単にできます。
ボタンを押すと同時にシューズの中で足を少し動かせば、一気に緩めることもできて便利です。
でも、締め直すときは、右の写真のようにレバーを押し上げる必要があります。
この操作を見ないでやろうとすると、意外と難しかったです。
レバーの位置がなかなか見つからないのです。
まぁ、慣れの問題かもしれませんが、ちょっと気になりましたね。
そのほか気になった点
このシューズ、乗っている間はしっかりホールドされつつも、足先が血行不良で痺れたりすることはなく快適なのですが、降りて歩くと、ちょっと踵がパカパカします。
まぁ、このシューズで長時間歩くことはないので、大きな問題ではありませんが、ちょっとだけ気になりました。
まとめ
色々な乗り方で試してみましたが、総じて合格。
Sidiを選んで良かったです。
あとは、「100km前後のロングライドではどうなのか」をしっかり検証しなければと思います。
それにしても、グレーを選んで良かった!
やっぱりカッコいいです!!
ビジュアル的な満足感は絶対に外せないことを改めて実感。
また愛車に乗るのが楽しみになりましたね。
新たな相棒と自転車ライフを楽しみます!!
シディ GENIUS 10 グレー/ブラック (ノーマルタイプ) 価格:29040円 |