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みんなで走ると楽しそう

週末にロードバイクに乗って走っていると、時々集団走行しているグループを見かけますよね。
そんなグループの人達って、なんだか楽しそうに見えて、「自分もあんな風に気の合う仲間と走ってみたいな〜」と思い、ネットで「ロードバイク、サークル、東京」みたいなキーワードで検索すると、ガチで走りたい人向けから、のんびりグルメライドしたい人向けまで、色々なサークルがヒットします。
「このサークルなら自分に合いそうかな〜」と思う一方で、「自分のレベルで本当に大丈夫だろうか?」とか、「知らない人と上手くやっていけるかな?」とか、色々と不安に感じ、入ろうかどうか悩んでしまうことも。
僕も以前、同じように悩みつつサークルに加入した経験があります。
そこで今回はそんな悩める方のために、以前サークルに所属していた経験から感じた、メリットとデメリットについて解説したいと思います。

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サークルに入るメリットその1:乗る機会が増える

一人だとついつい怠け心が出たりすることもありますが、所属したサークルで走行会が企画されると、「せっかく加入したんだから」という思いから、とりあえず参加してみるかもしれません。
最初は義務感から、「何となく」ということもありますが、そのうち、仲間と走ることが楽しくなり、自ら進んで走行会に参加するようになります。
少なくとも、僕はそうでした。
そしてお揃いのジャージを着てみんなと走ると気分が高揚し、もっと走りたい気持ちになります。
つまり、乗ることに対するモチベーションが上がるということですね。
こうなると、走行会がない日でも自然と乗りたい気持ちが湧いてきて、一人で走っていた時に比べ、自転車に乗る機会はかなり増加すると思います。
ロードバイクは乗れば乗るほど楽しくなる乗り物なので、自転車ライフが充実すること間違いなし(?)ですね。

サークルに入るメリットその2:走りのバリエーションが増える

一人の時は、決まったコースをただ何となく走ることも多いのですが、サークルに入ると、新しいコースを走ったり、また、ただ走るだけではなく、休憩時に一人じゃ入りづらいようなオシャレなお店に立ち寄ったり、「東京湾一周」のようなテーマを持った走りができたりもします。
また、グランフォンドとかクリテリウムのような、自転車のイベントに参加したり、レースに参戦することもあるので、走りのバリエーションが増え、自転車に乗ることがより一層楽しくなりますよ。

サークルに入るメリットその3:情報量がアップ

サークルには色々な人がいます。
メンテナンスに詳しい人、最新のモデルをいち早く把握している人、メーカーやショップといった業界事情に精通している人、オリジナルの練習方法を実践している人。
そんな人たちと話をしていると、自然に自転車に関する情報量がアップします。
自分では調べきれなかったことまで知ることで、自転車に対する興味や関心がさらに高まり、乗りたいという意欲が刺激されること間違いなしです!

いいことばかりではない

当然のことながら、サークルに所属することはいいことばかり、という訳ではありません。
デメリットもあります。
これを意識した上で、加入するかどうか決めるべきだと思います。
以下、自分の経験談ですが、サークルに所属するデメリットについてお話ししたいと思います。

サークルに入るデメリットその1:自由にできない

「サークル」=「集団」に所属することによるデメリットの中で最たるものは、「自由にできない」ということだと思います。
まぁ、これは当然といえばそうですが。
例えば、走行中に綺麗な景色を見つけたり、気になるカフェを見つけても、気ままに立ち寄ったりすることは難しくなります。
人によっては、トイレ休憩も言い出しづらいかもしれません。
また、ペースが早すぎて苦しくても、みんなに合わせて走り続けなければならなかったり、自分のタイミングで休憩できなかったりで、予想以上にヘトヘトになることもあります。
集団走行する以上、これらは避けられないですね。

サークルに入るデメリットその2:人間関係

同じ目的を持った人たちの集団なのに、「あれ?」と思われたかもしれませんが、意外と人間関係で悩むこともあります。
僕が以前所属していたサークルは、「のんびり楽しく走ろう」というテーマのもので、どちらかと言えば初心者が多いグループでした。
人数は所属当初は10人くらい。
辞める前は40人くらいはいたと思います。
そのサークルは、お気楽な趣旨に賛同して集まってきた人の集団のはずなのに、なぜかレース指向の強い「にわかベテラン」みたいな人が何人かいて、「強くなるために」と強度の高い練習会を企画したり、クリテリウムでのチーム成績に拘ったりしていました。
もちろん、みんなの同意を得ることなく、勝手にどんどんやってた感じで。
で、何が起きたかというと、レース指向派とのんびり派に分裂してしまいました。
僕は、ただみんなと楽しく走りたいと思う方だったのですが、レース指向の人から、「みんなのやる気が感じられないけど、どう思う?」と聞かれたり、のんびり派の人からは「レースで勝つことが目的なら、他のサークルに行けば良いともうけど。あの人たち鬱陶しいよね。」と同意を求められ、別にみんなのことが嫌いではなかった立場からすると、正直どうでも良いことなのに、その板挟み状態になって全然心から楽しめなかったですね。
また、大きな声では言えませんが、男女間のドロドロの三角関係もあり、雰囲気が悪い時期もありました。
複数の人間が所属する集団では、必ず大なり小なり派閥ができたり、派閥間の対立があったり、人間関係でトラブルを抱えることを覚悟しておかなければなりません。

どんな人に向いてる?

上記のようなこともあり、僕はサークルから抜けました。
以来、ずっと一人で走っています。
僕はどちらかというと、趣味を楽しむ時間は、自分一人で気ままにやる方が向いていると思っています。
なので、サークルに不向きですね。
では、どんな人なら向いているのか?

以下、個人的な見解ですが・・・

サークルに入った目的以外に、あまり関心を持たない人であれば大丈夫かと思います。
また、加入しても「自分に合わない」と感じたら、すぐに離脱できる潔さ?のある人とか。
あくまで個人の趣味の範疇で、ある程度の協調性を保ちつつ、加入した目的を持ち続ける自信があれば、どんなサークルでも大丈夫だと思います。
要は「信念と柔軟性のある人」ということでしょうか。
今、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ではでは〜

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