煮干しの塊のような一杯が食べたくて、焼きあご塩らー麺のたかはしに行ってみた。

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ふだんは豚骨系を好んで食べていますが、時々、舌が根本的な味変（リセット）を求める時があります。
そんな時は魚介系が一つの選択肢になるのですが、当たり外れが大きいのも事実。
特にえぐみの強いタイプだったりすると、「やっぱり鶏系にしておけばよかったかなぁ」と後悔することも。
今回も舌をリセットしようと思い、ちょっと勇気を出して魚介系を調べてみると、気になるお店が・・・
それは、焼きあごベースの超魚介ラーメンで有名な「たかはし」。
店舗は新宿にある本店に行ってみましたが、果たして！？

歌舞伎町を抜けたら、そこは「たかはし」だった

お店はJR新宿駅東口から徒歩７分程度。
コロナでもまずまずの喧騒具合の歌舞伎町を抜けると、たかはしさんを発見。
近くにAPAホテルがあるので、お店を見つけるのは簡単です。
ぼくは日曜日の11時頃に行きましたが、お客さんは２組くらいですぐに座れました。

注文も会計もセルフ

注文は卓上のタブレットから。
最近の焼肉屋や回転寿司で見かけるのと同様、使い方は簡単です。
ちなみに、ここのお店はお会計もセルフ。
セルフレジで伝票に記載されたQRコードを読み込ませ、お金を投入すればOK。
パスモとかスイカでも支払えるようでした。

さんざん迷って定番の「焼きあご塩らー麺」に

メニューは大きく分けて、塩ラーメン、背脂醤油、つけ麺の３種類。
見た目はどれも旨そうで、塩系のつけ麺が気になりました。
背脂醤油も魅力的。
少ないメニューながら「初訪問ならやはり定番の塩にすべきか？」と散々迷った挙句、「焼きあご塩らー麺」をチョイス。強烈な魚介で舌をリセットするのが目的ですから。
やはり、ここは定番メニューでしょう。

期待通りの強烈魚介系

着丼のその瞬間から、テーブルは焼きあごの香りで満たされます。はい、もう「旨い一杯」確定です。
まずはレンゲでスープを一口。
旨い！！
えぐみのない濃厚な味です。
焼きあごの焦がした香りが鼻に抜けると同時に、スッキリとした苦味が微かに舌を刺激します。
濃厚なのにキレの良いスープ。これは素晴らしいです。
そして麺は縮れた平打ち麺。ちょっと柔らかいのですが、スープがよく絡んで麺の旨さが倍増です。
ズルズルが止まりません。
想像以上に旨い一杯で、あっという間に完食しました。
ただ一つ欲を言えば・・・
できれば酢橘とかレモンのような柑橘系のものを絞って入れたかったかなと。
焼き魚に酢橘をかける感覚で。
卓上に柚子胡椒はあるのですが、焼きあごの風味が圧倒的すぎて、どんなに入れても効果があまり感じられませんでした。