普通の豚骨よりも味噌が美味い
都内であれば、駅構内でよく見かける「TOKYO豚骨BASE made by 一風堂」。
店名から、ノーマルな豚骨ラーメンを選ぶのが王道に感じますが、実はこのお店で一番美味いのは味噌ラーメンなんです。
豚骨の濃厚なテイストに味噌の旨味を重ね合わせた独特な味わいは、一口目で衝撃を受け、そして最後まで飽きることはありません。
さらに、味噌ラーメンに博多系の細麺という異色の組み合わせは、異次元の食感でハマること間違いなしです！
数年ぶりに食べても色褪せないその味は、自信を持ってオススメできます。
一体どんな味なのか、詳細をレポートしますね。
味噌特有のコクとガツンとくる豚骨風味
このお店、「一風堂」とつくものの、一風堂のホームページを見ても出てきません。
なぜなら、経営しているのはJR東日本のグループ会社である「JR東日本フーズ」という会社。
だから、駅構内で見かけることが多いのですね。
で、今回訪問したのはJR品川駅構内にある店舗。
駅ナカにもかかわらず、お昼時になると行列ができていることが多いお店です。
最後に訪問したのは２０１４年なので、かれこれ８年ぶり。
記憶の中では味噌が美味しかったような気がしたので、迷わず味噌を選択しました。
食券を渡す際に「麺カタめ」で注文し着席。
そして５分もせずにラーメン到着。
この速さが細麺のいいところでもあります。
まずは丼の中全般を見てみます。
はい、美味い一杯確定です！
スープには豚骨の濁りに味噌の色。
うまそうな背脂。
ちらっと見える細麺にバランスの取れたトッピング。
そして、パラッとかかった七味。
香りも食欲をそそる豚骨臭がしっかりしています。
これを一口いただくと・・・
うっまーい！！
まず、豚骨臭とともに旨味がガツンと、その直後に味噌の香ばしさとコク。
背脂独特の甘味もしっかり感じますが、決してくどさはありません。
芸術的な美味さです！！
味噌と細麺が絶妙
続いて細麺をいただきます。
リフトしてみると、箸先からもカタめに茹でられたことが伝わってきます。
そしてその感覚は口に含むとより強烈に。
プチプチっと心地の良い歯ごたえが最高です。
もちろん、歯応えだけではなく小麦の香りに加え、程よいかん水の香りが食欲をさらにかき立て、麺の啜りが止まらなくなってしまいました。
カロリーさえ気にしなければ、無限替え玉になってしまいそうです。
それくらい美味しい麺ですよ！
トッピングも含めてトータルで完璧
トッピングはいたってシンプル。
チャーシュ×２にメンマ、あとは刻んだネギだけ。
でも、このシンプルさが全体の味をさらにアップさせているのです。
個人的には、ここに味玉、海苔は不要です。
チャーシューは「これぞチャーシュー」という、期待通りの味。
変な甘味づけはなく、肉そのものの旨さで勝負している感じです。
食感もしっとりジューシー。
博多ラーメンのチャーシューに比べてやや厚みはありますが、これがこのお店の個性だと思います。
２枚なんてあっという間に消えてなくなり、「もう２〜３枚食べたい・・・」と思わせるのも憎いところ（笑）。
「じゃ、チャーシュー麺すれば？」
と思いたいところですが、この寸止め感がいいんです！
また行きたくなっちゃうので。
ラーメンが到着して完食＆完飲まで３分とかからなかったのでは？
それくらい一気に食べ終えてしまいました。
まさに駆け抜ける爽快感！
久しぶりの訪問は大満足でした。
そんな、TOKYO豚骨BASEさんの評価は以下の通り。
（満点は５つ星）
・こってり感：★★★★★
・麺の味と茹で加減：★★★★★
・トッピング：★★★★★
・味変の楽しみ：★★★（辛味を加えられれば最高）
・オススメのシチュエーション：とにかく「美味いもの」を食べたいとき
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