ホイールは何よりも重要
ぼくは10年以上ロードバイクに乗っていますが、つくづく感じるのはホイール(とタイヤ)の重要性です。
現在、FFWDのF2A(アルミクリンチャー)とカンパニョーロのBORA ONE 50を所有していますが、今回は個人的に最高傑作のホイールだと信じているBORAについてお話ししたいと思います。
頑張った分に応えてくれる
BORAは素直に回ってくれるホイールです。
よく自転車雑誌のホイールインプレ記事で、「後ろから蹴り上げてくるような」とか「ギア一枚軽くしたような」と言う表現を見かけますが、私にはそれを踏み始めから感じるような、鋭敏な感覚はありません。
残念ながら(T ^ T)
しかし、一定の速度になるまで一生懸命ペダル踏んだ後、「このまま気持ち良く回って欲しいな〜」と思えば、BORAはそのリクエストに応えてくれます。
速度の維持は、ロープロファイル(リムの高さが低いタイプ)よりも優れていることは明らか。
「ディープリムならみんなそうじゃないの〜?」と思いますよね?
でも、カンパはハブも優れているので、他のディープリムのホイールよりも抜きん出ています。
試乗レベルの比較ですが、自分はそう感じました。
以前、鉄下駄と言われるエントリーレベルのカムシンを持っていましたが、このレベルでもなかなかコスパの良いハブでした。
カムシンは回し始めこそ重さを感じますが、一度回り始めるとリムの重さを感じさせることなく、素直に回り続けてくれましたよ。
おそらく、カンパはリムとハブの相性とか、バランスが優れているのでしょう。
ちょっと脱線してしまいましたが、BORAは頑張った分に応え、巡航速度を維持してくれる優れたホイールであることに間違いはありません。
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ブレーキシューとリムの摩擦熱は気になるが
リムハイトは50mmですが、平地だけではなくヒルクライムもいけるオールラウンダーです。
でも、下りでブレーキをかけ続けると、摩擦でリムが結構熱くなります。ここが気になる点ですね。
僕はビビリなので、ゆっくり下る方です。
なので余計に熱くなってしまうかもしれません。
リムの摩擦熱対策としては、小刻みにブレーキングをすることくらいですが、これは効果あると思います。
だからBORAを使うのは平地巡行が増える5月〜11月くらい。それ以外はFFWDのF2Aを使ってます。
ブレーキシューを付け替えるのは少々手間ですが、まぁ年2回くらいのことですから。
爆音ハブ→ホント
よく、カンパは爆音ハブと言われていますが、これはホントです。
でも、ぼくは結構好きです。
ラチェット音でカンパに乗っていることを実感します。
あと、歩行者に存在をアピールできるので、安全にも貢献していると思うのです。
気になるラチェット音はこちらの動画で確認できますよ。
まとめ
鈍感な僕でもBORAの良さを感じます。
普通のアルミクリンチャーからBORAに履き替えた直後、最初の一漕ぎはディープリムなのでちょっと重く感じますが、スピードに乗ってくるとスイスイ進んでくれる気持ちよさが前面にきます。
これ、誰でも体感できますよ。
そして、ディープリム特有の風切り音には、自分が速くなったかのような気分にしてくれます。
ただ、横風の影響は受けやすく、河川敷などでモロに風を受ける時はハンドルを取られるので注意が必要です。
でも、「カーボンディープリムを履いてみたい!」という方の最初の1本として、自信を持っておすすめできます!
今日も訪問頂きありがとうございました!
ではでは〜