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休日に行ってみた

どーも、ラーメンと自転車しか楽しみのない男、にん太です。
現在、つけ麺まぜそば大やまさんの全メニュー制覇にチャレンジ中ですが、いつもお店に行くのは平日のお昼休み。
大やまさんは人気店なので、だいたい数名の行列ができていて、午後の仕事開始までに食べ終われるかとハラハラしてしまいます。
前回もそうでした。
(前回の記事はこちら→続・飯田橋ラーメンビルを攻める つけ麺の大やまを食べ尽くす(濃厚魚介豚骨つけ麺編)
でも、せっかく美味しい一杯は、やはり落ち着いて食べたいですよね。
と、言うわけで休日に行ってみることにしました。
ちなみに、行く前から何を食べるかすでに決まっていたので、「じっくり味わうぞー!」とワクワクしつつ。
果たしてその結果は・・・

まさかの「お目当て品切れ」

訪問したのは成人の日の午後13時ちょっと前。
お店の前には行列はなく、店内に入るとカウンター席に十分の空きがあります。
「いや〜やはり休日はいいなー」なんて呑気に思いながら着席。
もうお目当ての一品は決まっているので、メニューを見ることなく、店長イチオシの「スパイスカレーまぜそば」をオーダー。
と・こ・ろ・が、
これがまさかの品切れ。
こんなことってありますか!?
ちょっと衝撃で、代替案が全くなかったのですが、せっかく飯田橋まではるばる電車でやってきたので、手ぶらで帰るわけにはいきません(←大げさ)。
「ああ、そうかもしれないと思ってましたよ」風に振る舞いつつ、メニューを見て最初に目に飛び込んだ「四川風汁なし坦々まぜそば」をオーダーしました。
この時点では坦々系の気分ではなかったので、正直「今日はハズレかも」と思っていました。

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シビ辛の心地よい刺激がクセになる

注文してから7分でラーメン到着。
お客さんが少ないと、提供までの時間も少しだけ短くなるようです。
丼からは坦々系独特の胡麻と香辛料の香りがします。

すごく食欲をそそるいい匂いなのですが、「お目当てがなかった」というガッカリ感から、素直にこれを受け入れられない自分がいました(←人生損するタイプ)。
でも、とりあえず麺のみ頂いてみます。

これはいつも通りの安定の美味さ。
「この麺とカレーが合わさったら、どんなに美味いことだろう。」とどうしても思ってしまいます(泣)。
しかし、クヨクヨしてても仕方がありません。
気を取り直して豪快に混ぜて、肉味噌がたっぷり絡んだ麺を啜ってみると・・・

これが美味い!!!

まず、香辛料の効いた肉味噌の香りが鼻腔を突き抜け、間髪入れずにシビ辛の心地よい刺激が舌に刺さり、これに追い討ちをかけるように旨味が口一杯に広がります。
胡麻の香ばしさ、香辛料の華やかな香り、複雑な旨味が絡んだ出汁、麺の甘味と小麦の香り。
これはクセになる!
お目当てが頂けず、スネていた自分を猛省させる味ですね〜
ここの中で「ごめんね、汁なし坦々」と呟きながら、夢中で頂きます。

お酢での味変でコクが倍増

3分の1ほど食べたところ、付属の黄身を投入。
これは敢えて粗めにかき混ぜ、ムラを作ります。
こうすることで、黄身によってまろやかになった部分と、元々の刺激が混在して、全体的に起伏のある味になります。
さらに、半分ほど食べたところで、今日はレモンではなくお酢を投入します。
この汁なし坦々麺は柑橘系でキリッとさせるよりも、お酢で重厚さを加えた方が合いそうな気がしたので。
そしてこれが大正解。
お酢独特の酸味で、爽やかながらも深みのある美味さが追加されました。
最後に追い飯を注文することもできるそうですが、ご飯につける分の肉味噌も全部いただいてしまった、というより、麺で全てを味わってしまったので追い飯はなくても十分満足でした。

最初の期待値が低かっただけに、そのギャップに感激。
納得の一杯でした。
そんな大やまさんの四川風汁なし坦々まぜそばの評価は以下の通り。
(満点は5つ星)

・こってり感:★★★★
・麺の味と茹で加減:★★★★★
・トッピングの種類と量:★★★★
・味変の楽しみ:★★★★
・オススメのシチュエーション:シビれな刺激が欲しい時

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