向かい風が強い日は、自転車に乗るのがちょっと憂鬱になりがち。
踏んでも踏んでも前に進まず。
これって、あの時の状況に似ていませんか?
そうです。坂を登っている時の状況です。
実は向かい風の中で一定のケイデンスで回し続けるのって、実は坂道を一定のケイデンスで登り続けることとイコールなんです。
向かい風を利用したヒルクライムトレーニング。
すでに実践している方もいるかと思いますが、より効果的にできる練習方法を紹介します。

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とにかくケイデンスを維持!

向かい風が強いと、速度を維持しようとシャカリキにペダルを踏み込む人もいるかと思います。
これをヒルクライムに置き換えると、斜度はどうあれ、とにかく力任せに踏み込んでいるのと同じです。
これでは途中で脚がなくなってしまいますよね。
ヒルクライムで効率的に登っていこうとすると、斜度に応じてシフトチェンジしながら、一定のリズムで踏み続けることが大事。
だから、向かい風の中でヒルクライムを意識するのであれば、とにかくケイデンスの維持に専念しましょう。
やり方としては、
①フロントはインナー
→その方がギア選択の幅が広がり、かつフロントのシフトチェンジの練習にもなります。
②風の強弱に合わせてリアのギアを選びながらケイデンス70前後を維持
→坂道を登っているので、これくらいが妥当です。
③あとは一定区間ひたすらこれを継続
→まずは2〜3kmほどやってみましょう。
たったこれだけですが、風が強くなったり弱くなったりしても、ケイデンスが大きく乱れないようにするのは結構難しいですよ。
練習場所は川沿いのサイクリングロードがオススメ。
遮るものがないので、風を存分に活用できます。

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一定のケイデンスを保つことは重要なスキル

一定のケイデンスを維持すれば、効率的に走れます。
「ヒルクライムは苦手だな〜」と思っている人は、坂道で速く前に進もうと、とにかく一生懸命踏み込んでいるのではないでしょうか。
つまり、一定のケイデンスでクルクル回すというよりも、ガシガシ漕ぐイメージです。
これでは本当に苦しいだけで、途中で電池切れになってしまいますね。
ケイデンス70くらいで坂道を登ろうとすると、何だかゆっくりゆっくり進んでいるような気がするので、途中で踏み込みんで速く登り切りたい衝動に駆られるかもしれません。
でも、そこはグッと堪えて、ひたすらケイデンスを維持しましょう。
一定のケイデンスを保つことは重要なスキルの一つ。
平地巡行でも大事な要素ですが、何よりもヒルクライムでその効果が発揮されます。
もちろん、ケイデンスを維持したからといって、「劇的にヒルクライムが楽になる」とはいきませんが、以前の記事でも書きましたが、没入感を味わえ、これが快感に変わっていきます。
(参考:尾根幹沿いでプチヒルクライムを楽しもう!没入感を体験できる尾根幹沿いのおすすめ坂

脚を止めない走りを意識しよう!

風が急に弱くなっても、脚を止めないように意識しましょう。
惰性でも進んでしまうかもしれませんが、とにかく回し続けるのです。
これにより、回しながら脚を休めることができるようになります。
常に回し続けるヒルクライムでも、斜度に応じて脚を休ませることができるようになります。
この時はケイデンス60くらいでも構いません。
一定のリズムで回し続けるペダリングスキルをアップさせることにより、ヒルクライムのスキルも向上しますよ!

皆さんも向かい風を利用した練習方法、ぜひ試してみてくださいね!