全く不満のない完璧なC59

ロードバイクはママチャリと違ってフレームとの相性がありますよね。
ジオメトリーもそうですが、自分の脚力にあった剛性とか。
今乗っているのはColnagoのC59ですが、本当に不満のない素晴らしいフレームです。
今回はその運命の出会いと、乗り心地について書いていきたいと思います。

そもそも、本命はC59ではなかった

2012年夏、当時住んでいたドイツから電車でパリへ。
目的はツールドフランスの最終日を観戦するためで、前日に移動して翌日の観戦ポイントを探して歩いていたところ・・・

ん、あの看板んは?!

あ! みんなの憧れ、TIMEだ!!

近くで見た実車は写真以上にカッコ良かったのです。
MERAKは気に入っていたのですが、すっかり浮気してしまい「よし、TIMEに変えよう!」と決心しました。
ドイツに戻ってからもう一度実車を見たいと思いましたが、日本と違ってセオサイクルやY’sロードみたいな各種ブランドを取り扱っているショップはありません。
そもそも、どのブランドを扱っているかはお店に行かないと分からないので、ネットでショップを検索しては巡り歩いていたところ・・・

これまた偶然見かけたC59に一目惚れ

あるショップにC59の完成車を展示していました。
マットブラックで惚れ惚れするフォルムはまるでステルス戦闘機のようで、完全にノックダウンされ、TIMEのことはすっかり忘れてしまいました。
ショップの兄ちゃんから「これはフェラーリのようなものだ。フェラーリは乗る人を選ぶ」と言われ、貧脚にも拘らず「よーし、選ばれてやろうじゃない」と😅

海外通販でC59のフレームを購入

本当はドイツにいる間に買いたかったのですが、ちょうど帰国も決まりドタバタしていたので、帰国後にスイスのBellatiに発注
今までで一番高い海外通販でしたが、オーダーのステイタスについて頻繁にメールが来るので安心でしたね。
そしてこの機会にコンポもケンタウルからコーラスに。
注文から約3ヶ月でフレームが到着。

全てのパーツが揃ってから組み立て開始。
基本はポン付で後は微調整だけのですが、取り返しのつかない作業は慎重になります。
特にカット(切断)が必要な工程。
MERAKの組み立てでコラムカットの経験はありましたが、やはりヒヤヒヤものであることには変わりなかったですね。
こういう作業だけ、ショップにお願いするのもありかも。
最終的に4時間程度かけて組み付け等が完了。
シフト系の微調整に3時間くらいかかったので、ゼロから組み立てても半日程度見ていれば大丈夫な感じです。

後ろにいるMERAKには申し訳ないが・・・
完成したC59を見て、改めて惚れなおしてしまいましたね〜
ラグ製法と細身のカーボンチューブは、クロモリフレームの進化系ということを感じさせます。

7年経っても色褪せない魅力〜コンフォートに近い乗り心地

以来、今日に至るまでずっとC59に乗っています。もう7年と数ヶ月経ちますが、全く満足度は変わらず、もちろん浮気も一切ないです(笑)
飽きることのないフォルムは言うまでもありませんが、何よりも乗り心地が抜群なんです。
ロングライド、ヒルクライム、平地の高速(とまでいきませんが)巡航、何でもOKの懐の広さ。
昔はプロチームでも使用されていたものなので、「硬いのかな?」という印象があったのですが、むしろコンフォートタイプに近いと思います。
長時間乗っても疲れないんです。
また、ダンシングすると、グッと踏み込んだ時に戻ってくるバネ感をしっかり体感できるので、リズム良く坂道を上っていけます。
本当は乗り手を選ばない優れものでは? と思ってしまいますね。

こいつを手放すことは到底考えられませんが、「そろそろ相棒(2台目)が必要では?」と思う今日この頃。
家族の「それどこに置くの!」と言う声が聞こえてきそうです・・・
自転車乗りあるあるですね!

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