ラーメン好きには堪らないビル
東京メトロの有楽町線飯田橋駅のB1出口を出ると、ラーメン好きには堪らないビルがあります。
その名も「飯田橋ラーメンビル」。
3階建てのビルの全フロアに1店舗、ラーメン屋さんが入っています。
それも、全て個性の異なるお店。
これはラーメン好きとして全フロア制覇するのが漢(おとこ)というもの。
というわけで、今回は1階にある京都ラーメン森井さんに行ってきました!
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背脂が食欲をそそる京都熟成醤油らーめん
森井さんは1階にあるので、3店舗の中で一番アクセスが容易(笑)。
つまり、このビルの1番バッターでもあるわけです。
そうです。
このお店がこのビルの価値を決めるのです。
なので、いつもより厳しく見ていきましょう。
まず、お店の前に看板があって、これで一通りのメニューのビジュアルを把握できます。
これを見る限り、おそらく、お店イチオシは一番上にある京都熟成醤油ラーメンでしょう。
期間限定で鯛出汁ラーメンがありますが、そこは今回どうでもいいです。
グランドメニューで評価します。
まず、京都熟成醤油ラーメンの見た目。
背脂が濃厚そうな一杯で、見るからに食欲をそそります。
そして、しっかり盛られたネギは、写真から匂いが漂ってきそう。
僕の好きな魁力屋さんのラーメンのようなビジュアルです。
同じ京都ラーメンなので、当たり前かもしれませんが・・・
ということで、今回はこれに決定!!
券売機はちょっと難あり
お店に入ってすぐのタッチパネル式券売機で食券を買うのですが、普通の券売機と違い、お金を入れてラーメンを選ぶだけでは券は出てきません。
最後に「発券」をタッチする必要がありますが、この説明がどこにも書かれておらず、また「発券」の表示も見つけにくいため、僕の前にいたおじさんは、食券買うだけでも相当苦労していました。
お店の人のサポートでようやく食券購入できていましたが、僕が先に買おうとしていたら、間違いなく同じ状況になっていたと思います。
お金を入れてラーメンを選択すると、ネギ、背脂の量、麺の硬さが選べますが、今回は「ネギ多め、背脂普通、麺かため」にしてみました。
店内は激狭ですが、不思議と落ち着く空間です。
地下階にも座席があるようですが、今回は1階のカウンター席。
食券を買う人と背中が触れ合うポジションでした(笑)。
ん? どこかで食べたことのある味
食券を渡して5分もせずにラーメン到着。
ネギは注文通り多く盛られていてまずは合格。
スープからは鶏系のいい香りがしてきて食欲をそそります。
背脂は多くもなく少なくもなく、まさに「普通」ですね。
まずはスープを一口。
最初のアタックで背脂の旨味と香りがドーンときますが、キレのあるスープなのでしつこさはないですね。
その後、鶏の旨味がじわじわと来る感じ。
見た目よりもあっさりです。
しかし・・・
これはどこかで味わったことのあるスープ。
それも、すっごく身近なものとして。
「何だったけ、この味は・・・?」とか考えながら麺へ。
麺をリフトしてみると、思った以上に細麺。
これは博多ラーメンの細さです。
見た目も低加水っぽいですね。
そして肝心な味はというと、まさに博多系の麺の味と食感。
ここにきて、また「ん? この味も知ってるけるど、何だったけ?」と。
全体的に初めての味ではないのですよ。
もんもんとしながら食べ進め、細切りにされたメンマを食べた時、思い出しました。
「あ!! これ日清ラ王背脂醤油のスープだ!」と。
そしたら麺の味も芋づる式に「博多風龍の麺だ!」と。
つまり森井さんの熟成醤油ラーメンは、ラ王のスープに風龍の麺を入れたようなもの。
でも、誤解しないでください。
美味しいことには間違いないです。
「例えるならその味」というだけで、決してダメなものではありません。
スープは後引く味でしっかり完食・完飲しました。
ただ、コスパを考えると、「これで750円か・・・」とちょっと思ってしまいますね。
税込650円くらいで、替え玉1玉無料が妥当な気がします。
そんな京都ラーメン森井さんの評価は以下の通り。
※満点は5つ星
こってり感:★★
麺の味と食感:★★★
具材の種類と量:★★★
味変の楽しみ:★★(おろしニンニク追加でコクが出ます)
オススメのシチュエーション:新しいお店に挑戦したいがハズレを引きたくない時
(飯田橋ラーメンビルの場所は以下の通りです。)