目立たない外観が期待をそそる

先日、JR南武線を使って出張した際に、電車の中でラーメンを色々検索していたところ、稲田堤駅近くの博多豚骨ラーメンのお店「コハクノトキ」さんがヒット。
写真を見る限り、本格的な博多ラーメンっぽいビジュアル。
「そういえば、ここ最近本格的な九州豚骨系は食べてないな〜」とか考えていたら、口の中はすっかり博多豚骨。
あのちょっとクリーミーな感じで濃厚なテイスト、低加水タイプの美味しい麺が無性に恋しくなり、迷わず途中下車して訪問することにしました。
駅からはそれほど遠くはなかったのですが、遠目に見つけるのはちょっと難しいお店。
ラーメン屋さんっぽい提灯がなかったら、気づかないかもしれません。
外観が本当に目立たないのですが、「だからこそ、味で勝負しているのでは?」と期待してしまいます。
内部が全く見えない引き戸を引いてお店に入りました。
果たしてその結果は・・・

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博多豚骨のみのシンプルなメニュー

お店の中はカウンター席のみ。
ぱっと見で10席程度の小さなお店。
お店の中ほどに券売機がありますが、あまりに目立たないので「ここは食券? それとも直接注文?」と一瞬分からなかったですね。
券売機には博多豚骨のみ。
チャーシュー麺か追加トッピングで変化をつけているようです。
味噌豚骨もありましたが、期間限定でしょうか?
とりあえず、初訪問だったので博多豚骨ラーメンを選択。
細麺は1杯じゃ物足りないだろうと予測し、替え玉もあらかじめ買っておきました。
まぁ、ここまでは順調だったのですが、この後にちょっと色々問題が。
味のことではありません。
ちょっと心から楽しめないことがあったので、それは後ほど書きますね。

本物の博多豚骨

注文から5分ほどでラーメン到着。
博多ラーメンとしては、待ち時間は若干長めだと思います。
本場はだいたい3分程度なので。
でも、スープからはあの独特のいい香りが。

まずはレンゲで一口。
うん、美味しいです。
ちょっと塩味が強めですが、まさに博多豚骨の味。
続いて麺を頂きます。

茹で加減「カタ」でお願いした麺は、プツプツとした歯応えで低加水麺独特の小麦の強いテイスト。
チャーシュは、薄切りの博多系とは異なり厚めでトロトロ。
これはこれで美味しいです。
麺があと2口ほどで食べ終わりそうなタイミングで、替え玉をバリカタで注文。
ここの替え玉は、博多風龍のように小皿に盛るのではなく、どんぶりに直接投入するシステム。
カタよりも一層粉っぽさを感じ、麺が本当に美味しいです。
ここにラーメンタレ、紅生姜、ニンニクをちょこちょこ足しながら食べると、最後まで飽きることなく一気に行けちゃいますよ。
味については「可もなく不可もなし」ではなく、十分に「可」ですね。

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一見さんには厳しい?

味については普通に合格なのですが、初めて行くにはちょっと居心地が良くなかったのが残念でした。
お店のシステムを知らならい人には厳しいという印象を受けましたね。
まず、注文の仕方。
食券を買ってカウンターに置くだけでは、注文は取ってくれません。
僕は食券をカウンターに置いて、お店の人が麺の硬さとかお好みを聞きにくるのを待っていましたが、黙っていると全然相手にしてくれません。
後から来た2名が、食券をカウンターに置いて「カタで」とか、「ハリガネで」とか声かけていましたが、それを見てようやく、「あー、食券をカウンターに置くだけではダメなんだ」と知りました。
そもそも、麺の茹で加減表示も全くありません。
周りの常連のさんの注文から、ハリガネ、バリカタ、カタがあることは分かりましたが、それがどの程度のもので、他にどんな選択肢があるのか全然分からなかったです。
そして替え玉の注文要領。
替え玉の食券は、注文するタイミングでカウンターに置き、併せて茹で加減を伝えるシステムだったのですが、初めての訪問者には、どうしていいものだか分からないですよ。
味はまあまあなのに、常連さんを観察しなければ食べられないので、最後までリラックスできませんでした。
「それでも再訪したくなるお店か?」と問われれば、「ちょっと考えます」が正直なところ。
博多風龍とか、博多天神が近くにあれば、迷わずそっちに行きますね。
味に大差はないかも知れませんが、何の心配もなく心から楽しめるお店に行きたいです。
やっぱり、味だけではなくお店の雰囲気とか、ラーメン屋さんはトータルでの満足度が大事だと思います。
そんなコハクノトキさんの評価は以下の通り。
(満点は5つ星)

・こってり感:★★★★
・麺の味と茹で加減:★★★★
・トッピングの種類と量:★★★
・味変の楽しみ:★★★★
・オススメのシチュエーション:博多豚骨を食べたいが、他に選択肢がない時