ラーメン食べたいけど濃いのはちょっと・・・

皆さん、胃もたれしてたり、前日に飲みすぎてちょっと胃の調子がイマイチな時、ラーメン食べたくなりますか?
普通はパスですよね。
せいぜい盛り蕎麦がいいところでしょうか。
でも、僕はそれでもラーメンが食べたくなるのです。
もちろん、濃いやつはパスですが、旨味のしっかりしたあっさりめのが欲しくなります。
そんな思いの中、新宿駅の西口方面を徘徊していたところ、まさに狙っていたビジュアルのラーメンを発見。
お店の名前は「新高揚」。
「創業、昭和57年以来変わらない味」と言うキャッチが、もたれた胃を魅了します。

有名店みたいですが、お昼前で空いていそうだったので入ってみることにしました。
果たしてその結果は・・・

ちゃあしゅうめんを選択

お店は地下にあり、階段を降りるとちょっとレトロな雰囲気の入り口がありました。
その前には丸椅子があったので、混んでいる時間帯は行列が普通なのかも知れません。

お店の扉を開けて中に入ると、予想に反しカウンター席はすでに満席。
お店の人から「テーブル席の相席でもよろしいですか」と聞かれたので、とりあえず「はい」と。
仕方ないですね。
でも、テーブルは、すりガラス状の茶色いパーティションで区切られているので、前に人が座っていても全く気になりませんでした。
席についてメニューをチェック。
このお店は「ぱいくーめん」と言う、豚ロースの唐揚げの入ったタイプか、「こうようらーめん」と言う鶏ささみの唐揚げの入ったタイプが売りみたい。
でも、冒頭で書いたようにちょっと胃もたれ気味。
だからと言って、普通のラーメンじゃあーつまらない。
散々悩んだ結果、「ちゃあしゅうめん」を選択しました。
「脂っこくないチャーシューならいけるだろう。」
そう判断したからです。

あっさり旨口の極上のスープ

待つこと7分でラーメン到着。
琥珀色の透き通った美しいスープが目を引きます。

香りはそれほど感じません。
とりあえず、スープを一口。

あっさりうま!

あっさり旨口の極上のスープです。
鶏ガラの旨味がしっかり感じられて、それでいてキレもいいので、胃もたれしていてもぐんぐん吸収されていくような感じです。

で、麺に行く前にチャーシューを一口。
これは期待通りで、脂っこくなくて豚肉特有の味と香りを楽しめました。

平打ちで初めて美味いと思った

ここのお店の麺はこだわり自家製麺とお店の前に書いていました。
なので、すっごい期待しつつ麺をリフトしたところ、

「ん? 平打ち?」

明らかな「平打ち」と言うよりも、平打ちっぽい麺。

いずれにしても、僕は平打ちにご縁のない男。
今までこの手の麺で、美味しいと思ったことがないのです。
なにかこう、ぐにゃぐにゃ感があって、小麦の味と香りも全然しなくて。
だから、「麺への期待度が高かった分、失敗したなー」という気分になってしまいましたよ。
でも、仕方がないと諦めつつ啜ってみたところ、全く違っていました。
歯応えがあり、小麦の味と香りもしっかりあります。
口から鼻に空気を抜くと、小麦のいい香りが・・・
これが何とも言えない快感です。

途中、すりごまと豆板醤で味変してみましたが、スープが素直なので想像通りの味に変化してくれました。
胃もたれしているときは、ちょっとピリ辛の方がスッキリしますね、

全然どうでもいい話ですが、僕が食べている間にお会計した人のほとんどは、「いつもありがとうございます」と言われていたので、常連さんが多いのかも。
そんなことを考えながら食べているうちに完食。
昭和な味を存分に楽しみました!
お店の外に出たのは12時15分頃。
すでに地上まで行列ができていました。
この人気、納得です。

そんな新高揚さんの「ちゃあしゅうめん」の評価は以下の通り。
(満点は5つ星)

・こってり感:★(あっさり旨口で最高!)
・麺の味と茹で加減:★★★★★
・トッピングの種類と量:★★★★
・味変の楽しみ:★★★
・オススメのシチュエーション:こってり好きだけど胃もたれしている時

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