鯛は鯛でも”金目鯛”

4月の初旬に初訪問した獅さん。
(その時の記事はこちら→京王永山駅にオープンしたお店、中華そば獅さんで鴨系のラーメンを頂いてみました。
前回は鴨系の絶品ラーメンを頂きましたが、今回のお目当ては金目鯛!
ただの鯛ではありません、あの高級魚の金目鯛のラーメン。
その名も「金目塩そば」。
実際に頂いてみると、想像以上に素材の味があって、完飲間違いなしのスープに仕上がっていました。
もちろん、スープだけではなく麺のクオリティの高さも相変わらず。
そして、トッピングのチャーシューは前回よりも好印象でした。
大変満足した金目塩そば。
その詳細をレポートします!

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やっぱり行列

再訪したのはGW中休み(?)の平日。
お昼休みがもうちょっとで終わる時間でしたが、僕が到着した時はやはり行列。
10人くらい並んでいましたね。
でも、お客さんはお昼休みの会社員というよりも、休暇を取ったっぽい人が多かったです。
あとは家族連れ。
デーブル席もあるので、小さいお子さんがいても安心なお店ならでは。
「今日は20分待ちくらいかな」なんて思いながら待っていると、店員さんが「お客さんはお一人様で?」と。
「これは席の配分のための確認だな」と思いながら「ハイ」と回答。
ところが、その5分後に再び「お客さんはお一人様で?」と。
「あれ、さっきの店員さんだけど、どうしてだろう?」と考えていたところ、さらにその5分後くらいに「お客さんはお一人様で?」の確認。
流石にちょっと「?」と思ってしまいました。
が、しかし、ここで怒ってはいけません。
店員さんも大変なんですよ。
いろいろ。
マスクで口元は隠れているので、目だけの笑顔で「ハイ」と3回目の回答をしました(笑)
そんな珍事を楽しんでいたところ、ようやく空いた席に案内されたので、券売機で何の迷いもなく「味玉金目塩そば」を選択して着席しました。

金目鯛の「塩」煮付けスープ

ラーメンが到着したのは、行列に並んでからちょうど40分後でした。
ここに来るときは、これくらいの待ち時間を覚悟しておかなければなりません。

【右の小皿は味変用の柚子】

空腹が頂点に達する中、マスクを外すと金目鯛のいい香りが鼻を直撃!
この匂いだけでご飯が食べられそうです(^ ^)
スープの表面をみると、魚から染み出したと思われる脂がキラキラと。

【チャーシューの上にあるのは金目鯛の焼き身】

見た目、香りとも完璧です。
そしてスープを一口。

これはほんと〜に美味い!!

金目鯛のエキスが濃縮され、魚本来の旨味が存分に味わえます。
これはもう、ラーメンのスープというより料亭で頂くような「金目鯛の煮付け」(料亭に行ったことはないけど)。
それも塩煮付け。
よくできた最高のスープです!!

スープとの相性抜群の麺

麺は以前頂いた鴨系と同じ細麺タイプ。
リフトするだけで、そのコシの強さが感じられます。

これを噛んでみると、プツプツと心地よい歯応え。
ツルッとした喉ごしもたまりませんね〜。
もちろん、小麦の味と香りもしっかり感じられます。
それでいて、自己主張することなくスープとうまく調和するので、「魚の煮付け+ご飯」のような黄金コンビになりますよ。

チャーシューが進化?!

今回は味玉入りを選んでみましたが、メニューの写真とは異なり玉子が丸ごと1個。
これは「黄身がトロトロだから、切らない方がいいだろう」という判断があったからだと思います。
この濃厚な黄身のテイストは、ちょっと舌をリセットするのにもってこいです。


金目鯛の焼き身は、あらかじめスープに浸しておいて、最後の方に食べるのがオススメ。
こうすることで、本当に煮付けのようになります。

今回、トッピングの中で一番感動したのはチャーシュー。
前回頂いた時は血の臭いが際立っていたのですが、今回がそれが全くなく、豚肉独特の香りと味がしっかり感じられました。
進化したのか、そもそもこれが本来の味なのかは分かりませんが、とにかく美味しかったですね。
味変用の柚子はちょっと量が少ないように感じましたが、それでも最後まで大満足の一杯でした!

お店のキャパ的にどうしても行列覚悟となってしまいますが、並ぶ価値は大いにあります。
そんな獅さんの「味玉金目塩そば」の評価は以下の通り。
(満点は5つ星)

・こってり感:★★★
・麺の味と茹で加減:★★★★★
・トッピング:★★★★
・味変の楽しみ:★★(柚子はもうちょっと欲しいところ)
・オススメのシチュエーション:料亭の雰囲気を感じたい時