噂どおりの濃厚さ
以前から曙橋にすごいラーメン屋さんがあると聞いていて、何がすごいかって、その濃厚さがハンパないと。
で、ついに行ってきました。
食べたのはもちろん「超ド級濃厚トンコツラーメン」。
豚骨どころか、肉まで溶け込んでいるというそのスープは、天一ファンなら絶対に好きになる味。
癖のない中太麺もスープとよくマッチしていました。
これは中毒性抜群ですよ！
では、詳細をレポートしますね。
都営新宿線曙橋駅から徒歩１分
訪問したのは平日の１１時５５分という、ほぼお昼休みの時間帯。
曙橋駅のA2出口から出ると「克味」というのぼりが見えるので、お店はすぐに見つかりました。
店内に入ってみると、すでにほぼ満席。
人気ありますね〜
ここは最初に食券を買うシステムなので、入り口の左側にある券売機で食券を購入。
メニューは行く前から「濃厚なアレ」と決めていたので、迷わず「超ド級濃厚トンコツラーメン」をポチり。
カウンター席に案内され着席。
メニューを眺めたりしながら、ラーメンを待ちます。
濃厚さがとんでもなかった！
待つこと約１０分でラーメン到着。
う〜ん、待ち時間は意外と長い。
でも、丼からは九州のラーメン屋さんを思い出させる、あの懐かしい匂いが・・・
まずはスープを一口、と思いましたが、レンゲですくうスープが重い！！
すっごいドロドロ感。
感覚的には天一＋αくらいの重さ。
「濃厚じゃなくて、ただくどいだけのスープだったらどうしよう」
そんな一抹な不安を感じつつ一口頂いてみると・・・
感動の美味さ！！
ホンモノの豚骨です！
メニューには「お肉も溶かし込んでおります」とありますが、確かに骨から取った旨味成分以上のダイレクトな「肉」さを感じます。
これは「飲む豚肉」。
まさに求めていた味です！
麺は個性ひかめ
続いて麺をリフトしてみます。
見た目は中太でやや平打ち感のあるタイプ。
スープがたっぷり絡みつくような、太さと形を選んでいるのでしょうか。
これをスープが飛び散らないように、慎重に啜ってゆっくり噛み込んでいきます。
でも、スープの個性が強すぎるのか、麺の個性が控えめなのか、あまり主張はありません。
小麦の香りや味はかなり抑えめ。
決して「まずい」という意味ではありません。
麺が際立っていない分、また味を確かめたくなり、次から次へと啜ってしまいます。
こういう作戦なのかも？
ちなみに、トッピングのチャーシューですが、このスープとの相性をよく考えられたものだと思います。
見た目から分かるように、脂身少なめなあっさりタイプ。
でもパサパサしてなくて、むしろしっとりです。
これにソースの代わりにスープを馴染ませて食べると、「豚肉系スープ＋豚肉」となるので、肉の旨さを十二分に楽しめるようになっています。
味変も楽しめる
味変なしでもいけそうだったのですが、卓上にあった豆板醤的なものをちょっとだけ入れてみました。
そうすると、かすかな辛味を感じる、今までとはちょっと違った風味に変身。
これも相当旨いです！
麺→スープ→キクラゲ→スープ→麺→チャーシューの無限ループがさらに加速し、あっという間に完食。
スープも危うく完飲してしまいそうになりました。
超空腹だったからこそ・・・
克味さんの「超ド級濃厚トンコツ」は噂通りの濃厚さ。
それでいてくどさはなく、最初の一口の感動が最後まで持続します。
でも、これを読んで、「ちょっと小腹空いたし行ってみようかな」と思った方、ちょっと待ってください。
しっかりコンディションを整えてから行かないと、その濃厚さにノックアウトされてしまいますよ！
って、ちょっと脅かしてみましたが、この味が好きな人なら２４時間、３６５日いつでも大丈夫でしょう。
僕はそんなタイプです（笑）
これを書きながら、すでに禁断症状が出始めています。
中毒性抜群の一杯をぜひお試しください！
そんな克味さんの「超ド級濃厚トンコツラーメン」の評価は以下の通り。
（満点は５つ星）
・こってり感：★★★★★
・麺の味と茹で加減：★★（低加水の細麺でも食べてみたい）
・トッピング：★★★★（キクラゲも良かったです）
・味変の楽しみ：★★★★（ニンニク入れたかった・・・）
・オススメのシチュエーション：餓死しそうなほど空腹な時