天一的な味を求めて
ラーメン激戦区の池袋にあって、以前から気になりつつも、待ち時間が気になって行っていなかったお店、鶏の穴に行ってみました。
天一以外で、同じような系統のお店はないかという思いがあり。
「鶏ベースのスープはきっと濃厚であろう。」と期待感を膨らませつつの初訪問でしたが、果たしてその結果は・・・
卓上調味料は最小限
まず、お店の外から中を観察。
待っている人は２人だったので、意を決して入店。
ここは最初に食券を買うシステムです。
初めてのお店なので、ベーシック且つオススメっぽいメニューである白湯ラーメンのボタンをポチり。
その後は店内の空いているスペースで待機。自分の前には二人いましたが、回転はけっこう早く10分も待たずに着席できました。
店内はカウンター席のみのこじんまりとしたお店。
待っている間に観察すると、卓上調味料は七味と胡椒のみで、ニンニクや生姜など味変用の薬味はありません。
味への自信とこだわりを感じましたね。
濃厚な鶏の旨味スープ
着席前に食券をお店の人に渡していたので、着席後３分ほどでラーメン到着。
着席後の待ち時間短縮の工夫が伺えます。
まず香りをチェック。
旨そうな香りはするものの、正直、そこまで濃厚そうな香りではありません。
しかし、スープをレンゲてすくってみると、ちょっとドロっとした濃厚な感じ。
これは期待通りで期待が高まります。
レンゲで一口啜ると、それはまさに「ザ・鶏白湯」の味でした。
鶏を上手に炊き上げた香りが鼻を突き抜け、ねっとりとしたスープが絡みつきます。
そして味わいは、鶏の旨味が上手に凝縮されており、塩加減も程良い。
上品で濃厚な水炊きのようなイメージ。
素材の良さが生きています。
完飲間違いなしのウマいスープです。
麺は中太よりやや細めか。
箸で触ると「んっ、やわすぎ？」と感じましたが、食べてみると食感を楽しめる絶妙な硬さで申し分なし。
スープと合うように吟味された麺ですね。
かん水の匂いは抑え目で、麺に染み込んだ鶏の香りを楽しむタイプの麺でした。
ただ、後半はちょっとベトっと感が出てきましたが。
トッピングはそぼろ肉と鶏チャーシュー。
あっさり淡白な味わいなので、濃厚なスープとの相性抜群で美味しかったですよ。
総じて美味いが・・・
美味しいことには間違いないです。
リピしますよ。たぶん。
でも、欲を言えば、柑橘系の薬味か紅生姜で味変してみたかったです。
もしくは、辛味系のちょい足しとか。
ちょっと酸味や辛味を加えると、この濃厚スープがどんな風に変化するのか。
麺の味わいは変わってくるのか。
試してみたいですね。
そんな鶏の穴さんの白湯ラーメンの評価は以下の通り。
こってり感：★★★★★
麺の味と食感：★★★
具材の種類と量：★★★
味変の楽しみ：ー（デフォルトのみ）
オススメのシチュエーション：素材の味を純粋に楽しみたい時
いずれにせよ、鶏ベースのスープ好きには絶対オススメなので、ぜひ一度お試しあれ！
お店のリンクはこちら→鶏の穴（とりのあな）
今日も訪問頂きありがとうございました。
ではでは〜
