「辛」であったことを忘れる辛味噌
先日、2年ぶりくらいで熊源さんに行ってみました。
2年前は普通の味噌ラーメンを頂いたのですが、特に際立った特徴がなく、かなり拍子抜けした記憶があったので、今回は辛味噌ラーメンにしてみました。
一口目は、まずまず辛さを感じたのですが、食べ進めるうちに「辛」であったことを忘れてしまう辛さ。
途中から普通の味噌ラーメンと化してしまったのですが、熊源さんのノーマルな味噌ラーメンよりも胡麻の香りや味噌の旨味が強く、美味しかったように感じました。
「最初にこれ食べてたら、熊源さんの印象はだいぶ違ったな」と思えるテイスト。
その詳細をレポートします!
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平日お昼はあっという間に満員御礼
訪問したのは市ケ谷駅のすぐ近くにある熊源さんで、平日の午前11時50分頃。
その時間で半分くらい席が埋まっていました。
まずは入り口近くの券売機で食券を購入するのですが、お店の前のメニューを見て「今日は辛味噌」と決めていたので、迷わずこれを購入。
ちなみに、食券を渡す際にお店の人から「大盛り無料ですがどうします?」と聞かれます。
でも最近は体重が気になることもあり、心を鬼にして「普通」でお願いしました。
案内された席についてスマホをいじっていると、あっという間に満員御礼。
12時5分くらいには、座れず立って待っている人もいました。
熊源さん、人気あるんですね。
熊源さんの普通の味噌ラーメンより美味!
着席してから5分程度でラーメン到着。
全体を見渡すと、スープの色がオレンジで確かに辛そう。
まずはスープを一口。
うん、確かに辛いです。
でも、「ちょいピリ」くらい。
辛味を感じますが、その後にくる胡麻の香ばしさ、味噌の旨味が辛味を凌駕します。
いや、むしろ「辛味によって引き立てられる」と言った方が正しいのかも。
素直に美味いと思えるスープです。
続いて麺をいただきます。
リフトしてみると、味噌ラーメンではお馴染みの中太縮れ麺。
スープ絡みがよく、麺の小麦の香り、甘味とのコラボが絶妙です。
これは美味い!!
ちなにみ、激辛ではないので、麺を勢いよく啜ってもむせることはないのでご安心を。
中太麺を啜り込む快感を存分に堪能してください(笑)
それにしても、食べ進めるに従って「辛」であったことを忘れてしまいます。
これは「舌が慣れた」というよりも、味噌ラーメン独特の風味が強いから。
もう、途中からは激うま味噌ラーメンを頂いている感覚しかなかったですね。
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トッピングは写真と異なります(笑)
スープも麺も最高な一杯なのですが、唯一残念なことが。
それは、トッピング。
まず、お店の前のメニューの写真と実物がずいぶん違います。
特にチャーシュー。
メニューの写真では、ゴロゴロと無造作に切られた大ぶりなチャーシューがのっかていますが、実際は小さなサイコロ状に切られたチャーシューがちょこっとあるだけ。
「これ、チャーシューなしだったっけ?」と思ってしまうほど、チャーシューの存在を感じません。
メニューの写真はイメージであり実物とは異なります、のパターンですね。
あと、ワカメは余分。
おそらく、彩(いろどり)として入れたと思われますが、この味噌ラーメンに磯っぽい要素は不要です。
ワカメの味噌汁は美味くても、ワカメ入り味噌ラーメンは・・・ちょっとダメですね。
やや残念な要素もありますが、辛味が美味さを引き立てる一杯にトータルでは満足。
別メニューも試してみたくなりました。
そんな熊源さんの辛味噌ラーメンの評価は以下の通り。
(満点は5つ星)
・こってり感:★★★★(辛さが後押ししてくれます)
・麺の味と茹で加減:★★★★
・トッピング:★
・味変の楽しみ:★★★★(卓上に揚げニンニク、おろしニンニクなど数種類あります)
・オススメのシチュエーション:辛さの意味を知りたいとき