いつも満員の人気店らしい
年末で会社が休みになったのですが、コロナ禍ということもあり、帰省もしないので特に予定もない。
かと言って、趣味の自転車を楽しむには寒すぎる。
「せっかくの休みなのに、どうしようかな〜」なんて考えながらネットでグルメ探索をしていると、新宿の「らぁめん ほりうち」がヒット。
つけ麺の写真を見ると、つけ汁から溢れんばかりのチャーシューが。
ビジュアル的にはかなり美味そう。
しかも、行列覚悟の人気店のようです。
この手のお店は待ち時間が気になるので、普段はハードルが高いのですが、何もすることがない休日だからこそ訪問できるというもの。
「今日行かなくていつ行くのか？」という思いに突き動かされ、電車に乗って新宿まで行ってきました。
果たしてその結果は・・・
やっぱり行列だった
午前１１時２０分頃に店に到着。
外からはお店の中の様子は分かりませんが、とりあえず自動ドアをオープンさせて店内へ。
やっぱり満員(^^;;
カウンター席だけのお店ですが、全て埋まっていました。
そして、後方で立って待っている人が８名。
この時間帯でこれだけの集客力があるということは、絶対に期待できるお店です。
そう確信しましたよ。
贅沢してチャーシューざるらぁめん
券売機でメニューを選ぶのですが、今日は贅沢する気分だったので、「チャーシューざるらぁめん」をポチり。
ワクワクしながら列の最後尾で待ちます。
が、待つ場所が「ここでいいのかな？」と思ってしまいました。
なぜなら、自動ドアが開くたびに、扉が肩に当たってまぁまぁ痛いのです。
かといって、もう少し前に出ると、食券を買いたいお客さんの邪魔になります。
「う〜ん、どうしたものか」と悩んでいると、席に案内されました。
この間の待ち時間は５分ほど。
思ったより短かったので、早めに悩みから解放され助かりました。
これが人気の味、ですか・・・
着席してから５分ほどでつけ汁到着。その後ほどなくして麺到着。
この間、後から同じ注文をしたお客さんの方が、先にラーメンが提供されるという事態（←大袈裟）が発生しましたが、人気店で忙しそうなので、まぁ仕方がないでしょう。
そんなことよりも、大事なのは味ですよ。
つけ汁の中には、溢れんばかりのチャーシュー。
美味そうに見えますが、まずは無造作にパスタのように平皿に盛り付けられた麺のみ頂いてみます。
あれ？
つけ麺の麺のはずですが、際立った特徴は感じません。
食感も茹で過ぎっぽいような、ちょっとぐにゃぐにゃした感じです。
水切りもしっかりできていないようで、かなり水っぽい。
何かの間違いであることを祈りつつ、チャーシューをかき分け、つけ汁につけて頂いてみました。
あれ？
つけ汁がぬる過ぎて、つけ麺独特の温度感がありません。
そのためか、つけ汁そのものの味とか美味さが舌の上にガツンと来ないのです。
つけ汁がぬるいということは、チャーシューももちろんぬるい。
脂の部分がキツイのは言うまでもありませんが、肉の部分は血っぽい臭いというか、豚肉の嫌な臭いが際立ってしまっています。
麺の量はデフォルトで３００ｇくらいありそうで、全部食べられるか不安になりました。
でも、フードロスだけは絶対に避けたい。
これは厳しい戦いになりそうです。
何とかここの良さを見つけようと、一口一口噛み締めながら食べ続けましたが、３分の１ほど麺を食べたところでつけ汁は冷たくなり、水切り不十分な麺のおかげで味も薄まり、さらに厳しさが増していきましたが、お酢で味変を加えたりしながら何とか無事に食べきりました。
「よく頑張った！」と自分で自分を褒めてあげたい！
何か理由があるはず
決して「まずい」とかではないのだと思うのですが・・・
事実、他のお客さんは大盛りで注文しても、僕よりも早く食べ終わってしまうくらい夢中で食べていました。
周りを見渡しても、皆さん味に満足気。
今回、残念な結果に終わってしまったのは何か理由があるはずです。
きっと、お店のポテンシャルはもっと高いはず。
適正な茹で加減の麺をしっかり水切りし、熱々なつけ汁で頂くことができれば、このお店本来の美味さを堪能できたかもしれません。
そんなほりうちさんの、チャーシューざるらぁめんの評価は以下の通り。
（満点は５つ星）
・こってり感：★★
・麺の味と茹で加減：★
・トッピングの種類と量：★★（多過ぎました）
・味変の楽しみ：★★
・オススメのシチュエーション：とにかくお腹一杯になりたい時